ぱてんとさいと

事務所もいろいろ

現在の職場では、立場上、日本の特許事務所のケース(内外・外内)に接する機会が多いのですが、それらのケースを見ていると、いろんな特許事務所があるんだなぁー、とつくづく思います。
特に目につくのがヒドい事務所。


例えば、多額の代理人費用をぼったくっている事務所。
内容の難しい手続であれば納得できるのですが、形式的な対応に対しても多額の費用を請求しているところがありました。
アメリカの事務所からすると日本の事情はよくわからないので、「ちょっと高いけど、こんなものなのかなぁ~」という感じで我慢しているのかもしれません。

あと、ヒドい翻訳をしている事務所。
翻訳の質が悪い事務所は見聞きすることが多いですが、私が見たケースは、翻訳文の文章がヒドい上に、出願の一部が数段落にわたって翻訳されていないというものでした。。。終わってますね。
こういう仕事をしている事務所がどうして今なお生き残っていられるのか不思議でたまりません。

逆の立場で考えてみると、例えば、中国の特許事務所などで同じような問題が発生しうるのではないかと思います。
そのような国での特許事務所選びは慎重にしたいですね。教訓になりました。

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