citationに苦労する

現在作成中のResearch Paperでは、日米の比較法的考察を行うため、アメリカの判例や書籍だけではなく、日本の判例や書籍も引用しています。
したがって、これら日本の判例や書籍をBluebookに従ってcitationしなければなりません。


例えば、判例の場合、アメリカの判例と同様に原告と被告の名前が必要になるのですが、日本の判例についてはネットで得られる情報からでは原告と被告の名前がわからないことが多く(特に被告)、非常に苦労しています。
例えば、貸しロッカー事件(東京地判昭和52年7月22日、昭和50年(ワ)第2564号)は
Kokuei Kikai Seisakusho (?) v. 被告(不明), 9 MUTAI REISH? 544 (Tokyo Dist. Ct., July 22, 1977).
となるようですが、被告の名前がわかりません。。。
また、書籍についても、Bluebookには外国書籍についての例が十分に載っていないので、実際どのように書くか迷います。例えば、こちらの書籍の41頁を引用する場合だと、
Kazuo Yoshii, Hirokute Tsuyoi Tokkyo Meisaisho no Kakikata [How to Write Patent Specifications Having Wide and Strong Protection] 41 (Hatsumei Ky?kai 2002).
となるように思うのですが(自信がありません)、この1つのcitationを完成させるために、Bluebookのいろいろな箇所を参照する必要がありました。
というわけで、なかなか内容の方は進んでいません。。。このまま年を越しそうです。。。

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このブログは、弁理士・米国弁護士 森 友宏により作成されています。

2007年7月~2009年8月はロースクールLLM留学記&OPT研修記でした。

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