研修中の目標

2件目のケースはボスの最初の指示が的確でなかったこともあり、意外と時間がかかり、差し替え図面の作成までさせられましたが、何とか完了することができました。
3件目は、外内ケースの明細書チェックをするというものでした。
外国人の翻訳をnative speakerでない私なんかがチェックしてもいいのかなぁー、と思いましたが、自分にとっては非常に役に立つ仕事ですのでありがたくチェックさせてもらいました。
原文は韓国語なのですが、翻訳文を読んでいると、基礎出願が日本語だったらきっとこういう表現になっているのだろうなー、と思わせる原文直訳風な英語がいくつも登場しました。韓国語は日本語と似ていますね。
基礎出願の原文がわからない状態で英語の翻訳文を修正するというのは初めての経験でしたが、なかなかおもしろかったです。


初出勤から2週間で3件と非常にゆっくりしたペースでしたが、これからのOPT研修で達成すべき目標を立ててみました。

  • まず第一に、アメリカの特許実務に関するスキルアップ。これがOPT研修の趣旨ですから第1目標ですね。
  • そして、これに関連して、米国出願における明細書・クレーム作成術についてまとめる。これは留学前から考えていたことなので、プライオリティを高く設定したいです。
  • GWU在学中には十分な成果をあげられなかったネットワーク作り。知財関係者が集まってくるところではないので、知財ネットワーク作りは難しいかもしれませんが、それに限らず、できるだけネットワークを広げたいと思います。
  • そして、今痛感しているのが英語のSpeaking力のアップ。GWUでは英語を聞くことは多かったですが、話すことはあまりありませんでした。事務所では言いたいこともろくに言えず自分の英語力のなさを痛感しています。
  • 実は、もう1つあるのですが、これは目標に入れられるかまだ不確定な状態なので今は保留とさせてもらいます。

すべて達成することができるのでしょうか・・・

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このブログについて

このブログは、弁理士・米国弁護士 森 友宏により作成されています。

2007年7月~2009年8月はロースクールLLM留学記&OPT研修記でした。

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