ぱてんとさいと

アメリカ戦

勤務時間中で見れなかったという方には申し訳ありませんが、リアルタイムでWBCのアメリカ戦を見ることができました。

アメリカの先頭打者にホームランを打たれたときはどうなることかと思いましたが、最終的に勝つことができてよかったです

途中からロケーションフリーを使って日本のテレビ局の放送と見比べながら、ケーブルテレビの放送を見ていたのですが、いくつかおもしろいことに気がつきました。


それはアメリカの中継画像が日本の中継画像よりも数秒遅れているということです。
(放送事故を防ぐために)ケーブルテレビ局が意図的に遅らせているのか、あるいは技術的な理由で遅れているのかは不明ですが、アメリカの放送の方が遅れているというのはちょっと不思議な感じがしました。

また、有名なことですが、バッターボックスの後ろの広告がアメリカと日本とで違います。これは画像処理技術で実現しているそうですが、特許的にはともかく、ビジネス的にはすごい発明だと思います。

アメリカの解説者は非常に淡々と試合を解説していました。先頭打者がホームランを打ったのもわからないくらいでした(試合が始まった直後だったというのもありますが)。
一方で、日本の放送ではアメリカの放送よりも応援や歓声が非常に大きく聞こえました。これは、日本の放送では視聴者が盛り上がるようにマイクの位置がアレンジされていたのだと思います。

この試合の中で最も印象に残ったのは、松坂やイチローや川崎ではなく、王監督です。
アメリカのケーブルテレビ(ESPN)では、この試合を観戦しに来ていた王監督をlegendaryとして賞賛し、これまでの輝かしい記録・経歴を写真付きで詳しく説明していました。
相手国の選手や監督(しかも現監督ではない)を賞賛するなんてことは日本のテレビ局にはまずできないことでしょうね。
王監督の偉大さとアメリカのスポーツに対する考え方に激しく感動したのでした。

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