Utility Bill

今住んでいるアパートメントは、家賃にUtility(電気・ガスなどの公共料金)が含まれていないので、別途請求書が届きます。
このUtility Billの金額は、日本と同じように、メーターなどで各戸の使用量を測定して計算されているのだと思っていました。
毎月送られてくるBillの金額が、日本の公共料金よりは安いもののアメリカにしては高いように感じたので、いつも節約するように心がけてきました。でも、一向に安くなりませんでした。


そんなときに、アパートメントのポータルサイトにUtilityの金額の算出方法が掲載されていることを知り、早速見てみたのですが・・・
なんと各戸のメータなどは存在せず、Utilityの金額は、アパートメントの占有者の数と専有面積に基づいて、全アパートメントのUtilityの金額を均等割しているだけだという衝撃の事実が判明しました。
要するに「使った者勝ち」で、私たちがコツコツ節約などしてみても、他のアパートメントで浪費していれば意味がないわけです。
皮肉にも、その算出方法が掲載されていたページには「Energy Conservation Tips」などというものが掲載されていました。
こんなシステムを採用している以上、この国は京都議定書に参加できないでしょう。地球を破滅に導く国は間違いなくこの国だと思いました。

特許関連の書籍 知財関連の書籍

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

このブログについて

このブログは、弁理士・米国弁護士 森 友宏により作成されています。

2007年7月~2009年8月はロースクールLLM留学記&OPT研修記でした。

最近の記事

  1. Third Party Preissuance Submission

  2. 仕事時間の可視化

  3. Patent Litigation

TOP